北海道ツーリング その2 3日目

6時頃起床.天気は霧がかかっていたが,空は明るい.時期に晴れるだろう.荷造りして,コーヒーをご馳走になり,7時半頃出発.

まず目指すは釧路湿原.国道44号から国道391号に入る.まっすぐな道のあと,ちょっとしたワインディングもあって快調に走っていたら,シラルトロ沼まで来てしまった.釧路湿原の中央部を通り越してしまったので,そこから引き返し,細岡展望台へ向かう.霧も晴れて,青空が広がっていた.細岡展望台へは2つのルートがあり,釧路寄りの遠矢(とおや)からのルートは一部ダートありとの事で,達古武から向かった方が道が良い.ビジターセンターの駐車場にバイクを止めて,展望台までちょっと歩く.展望台からは,釧路湿原と蛇行する釧路川が良く見える.カヌーで下ってみたくなった.ビジターセンターでは,山ぶどうのソフトクリームがおいしかった.のんびりしたいところだが,体育会系ツーリングをモットーとする我々にはそんな時間はない.

再びR391摩周国道を北上.Sさんが温泉に入りたいと言うので,弟子屈町内の泉の湯を目指す.10時45分頃着いたら,11時から店開きのようだ.待つのもなんなので,屈斜路湖のコタンの無料露天風呂を目指す.国道243号から屈斜路湖半の道道52号に入ると,すぐ左手に民芸店があり,その裏手の駐車場にバイクを止め,湖畔の露天風呂へ向かう.綺麗に管理されていて,北海道の絶景を楽しめる.しかしシャンプー,石鹸は使えないので,すぐそばの共同浴場へ行く.12時からオープンだが,管理人のおばちゃんに聞いたら,ちょっと早めでもOKだった.もちろん一番乗り.湯加減も良く,天気も良く,ちょっとのんびりした.

次に摩周湖へ向かう.道道52号を進むと,川湯温泉がある.小学生の頃,家族旅行で泊まった覚えがある.さらに進むと,目の前には硫黄山.相変わらず煙がモクモクしている.今回は寄らずに進む.一旦R391に入り,左折して摩周湖方面へ.ここのワインディングは本州ぽいクネクネさで,久しぶりに楽しめた.まず駐車料金のかからない第3展望台に寄る.霧の摩周湖はどこへやら,あちらもこちらも良く見える.次にちょっと走って,駐車料金のかかる第1展望台へ.ここの摩周湖ソフトは青色で不思議な味.まぁ一度食べても良いでしょう.朝からほとんど何も食べずに走り続けていたので,ちょっと軽食を取るが,やはり早々に出発.

次の目的地は開陽台.摩周湖YHの先の交差点を左折して,牧場の中を通るルートを通り,R243へ近道.道道885号(養老牛虹別線)は真っ直ぐな道が続き,眠くなってしまいそうだ.道道150号(摩周湖中標津線)経由を経由して,開陽台へ到着.学生時代に妻と旅行で来た以来,2回目である.天気も良く,360度の展望が楽しめた.

さてここまで来たらやはり知床半島へ向かわなければならないという事になり,早々に出発.北十九号,道道775号,道道774号を通り,ツーリングマップルによればオリジナルフラッグがある川北のホクレンへ向かったが,残念ながら定休日.良く考えたら今日は日曜日だったのだ.そのまま国道244号,道道1145号と進み,上古多糠を右折して薫別のトンネル手前から国道335号(国後国道)に入った.右手には根室海峡を挟んで,国後島が良く見えた.早く日本に返してほしい.羅臼ホクレンで給油&旗ゲット.知床峠まで快適なワインディングを楽しむ.知床峠では羅臼岳をバックに記念撮影.もう一度,羅臼へ下って,また上がって来たい気分であるが,そんな時間はないので,ウトロ方面へ下る.

ウトロからオホーツク海を右手に知床国道で斜里へ.コンビニで休憩し,網走のライダーズハウスへTELしたところ,素泊まりOKとの事.国道244号で網走市内へ入り,ツーリングマップルを頼りに,ランプ別館を探すが見つからない.仕方なくTELしたところ,なんとツーリングマップルが間違っていたのだった.先客が1名いて,繁華街のお勧めの飯屋まで案内してくれた.「食事処 いしざわ」で,ラーメンを食べた.もちろんラーメン以外のメニューも充実していて,オヤジさんが面白いお店.

宿に戻り,情報交換.Sさんはいつものとおり,明日のルートは任せた,と言い残し,寝てしまった.先客氏も明日は早いそうなので,私も早々に寝る事にした.